考察

不老不死があれば人類は滅びる。若者がいるから世界は良くなる

永遠に歳を取らず、永遠に生き続けることができるとされる、いわゆる不老不死。

漫画や映画、ゲームなどでもこの不老不死は取り扱われているので、結構みなさんにはおなじみの概念ではないでしょうか?

僕も子供の頃は純粋に不老不死っていいなと思っていました。

やっぱりいつまでも若々しくいたいな~って思う!「不死」はともかく「不老」は絶対欲しい!!

いやー、不老不死なんているか?人生しんどいことの方がずっと多いだろ(笑)

まぁ、終わりがあると分かっているからこそ頑張れるというのも一つあるでしょうしね。

色々な意見はあると思いますが、今の僕は個人的には不老不死はいらないと思っています。

また、個人としてだけでなく、人類全体として見ても不老不死はいらないと思っています。

というかむしろ不老不死は人類にとって害悪であるとすら思っています。

ではなぜ僕が不老不死は人類にとって害悪であると考えるのか。

机上の空論かもしれませんが、その辺を以下で詳しく述べていきたいと思います。

古い価値観の人が圧倒的に多くなってしまう

不老不死があればどういう状態になるかというと、当たり前の話ですが、誰も死にませんし、いつまで経ってもみんな元気です

通常なら2000年生まれの人は2070年、2080年ぐらいにはもう第一線を退いているはずです。

しかし、2100年になっても2200年になってもその人たちは普通に生きているので良いポジションに居座り続けようとすると思います。

つまり、それは新しい人にチャンスが回ってこなくなるということであり、上の世代の人たちで物事を進めようとする体制が維持されることになると思います。

そうやって世代交代が進まないため、なかなか古いやり方を変えることができず、昔からの非効率、不合理なことがなかなか改善しない状況に陥るでしょう

こうなった場合、通常若者同士が団結して大勢で上の人に物申すことは事態を改善させる一つの手段ですが、しかし不老不死がある場合は圧倒的に古い人間の方が多くなってしまいます

誰も死なないので、時代を重ねれば重ねるほど、考え方が固まった人間、やり方を変えたくない人間、現状を維持して利益を被りたい人間が若者よりもずっと多くなっていきます。

そうなるといくら若者側が団結しようが古い人間が圧倒的に多いので、少数派の若者たちだけで状況を改善させることは極めて難しくなってしまうと思います。

現在中国では少数民族が弾圧されていますが、それと一緒のようなことが起きると思います。

また、多くの時間を生きた人は人生の先輩としての自負、メンツ、プライドというものも芽生えてくると思うので、変な意思決定が生じる確率が若者より高くなってくると思います。

国の規模で言うと、他国と少しトラブルがあると、「あの国に侮辱された!」と言って、メンツやプライドを重んじる彼らは武力攻撃を仕掛けようとしやすいのではないでしょうか。

こうやって古い人間が特定のポジションに居座り続けることは良くないことだと思うので、このようなことは不老不死の重大な弊害だと僕は思います。

以前大学の研究室で教授に「こんな研究がしたいです!」と言ったら最終的に「ダメなものはダメじゃ!」との一点張りで新しいことにチャレンジさせてもらえなかったことを思い出しました。。。

うーん、理解を示してくれる人がそういうポジションにいてくれたら良いんだろうけど、やっぱ現実なかなかそうはならないんだろうかね…?

古い世界を壊すのが若者の役割

僕は古い人間がずっと特定のポジションに居座り続ける状況は問題だと思っており、それと同時に若者の役割も重要だと思っています。

若者はまだ何物にも染まっていません。

何物にも染まっていないということは、よりフラットな視点で世の中を見ることができるということです。

そしてフラットな視点で世の中を見た時、「あれ?これっておかしくない?」と思うようなことが出てくるはずです。

若者が感じたその疑問点というのが、これまで上の世代が行なっていた非効率、不合理、不公平なことであり、そこを変えることができれば、これまでよりもっと効率的で合理的で公平な環境になってくるはずです

上の世代の人たちは長年そのやり方でやってきているので、そのやり方が当たり前であり、特にそのやり方に疑問は感じていないはずです。

また、疑問を感じたとしてもこれまでのやり方を変えるのも面倒なことなので、そのままにしておくことが多いと思います。

別にこれは「上の世代の怠慢だ」とか「彼らが悪い」とかそういうことを言っているわけではなく、人間ってそういうものだと思います

僕も50歳や60歳になった時は多分そうなっているんだろうなと思います。

しかしそのままでは世の中は良くなりません。非効率、不合理、不公平なままで世の中が良くなるわけはありません。

ここを変えて世の中を良くしていくのが、フラットな視点を持っており、かつエネルギーも持っている若者たちだと思います

若者がこれまでのやり方に疑問を持ち、それを変えていくことで世の中はより良くなっていくのだと思います。

フランス革命を見ても、若者たちが革命を主導し、古い体制を壊してその後新しい世の中が形作られていきました。

日本では、江戸時代に若者たちが主導して日本を動かし、古い体制を壊してその後新しい世の中が生まれました。

こういう歴史を見ても、古い世界を壊してより良い世界を構築することが若者の役割、使命とも言えると僕は思います。

それは別に先ほどの歴史の例のような大規模なものでなくても、小さな会社、地域の小さなコミュニティ等でも若者の力は十分発揮され得ると思います。

集団のこれまでのおかしな伝統や慣習が改善されれば、結果的にその改善はその集団にとって良いことになるので、若者の率直な疑問や意見というものは一度耳を傾けられるべきものだと僕は思います。

もしおかしなところが少しも改善されない状態が続けば、そのうちその非効率さや不合理さが新しい世代から受け付けられなくなり、時代に取り残され、最終的にその集団は社会から淘汰されていくんだろうと思います。

こうやって若者がいることで世の中の状況は以前より改善していき、この繰り返しの結果が今現在の世の中だと思います。

なるほどね。若者には若者の役割があるのかぁ。
私たちももっと自信を持って”若者らしく”いても良いのかもね!

尖っているヤツが常識を破って世の中を変えていくのって、世の中にとってまだ新しいけど実は世の中に必要なことを押し通そうとするからなんだろうな

まとめ

以上、ここまで僕が不老不死が人類にとって害悪である理由を述べてきました。

時代が変わっていく中で、昔の価値観を持っている世代がずっと上のポジションを牛耳っていると世の中は良くならず、よりフラットな価値観の若い世代が力を発揮できてこそ世の中は良くなっていくと僕は思います。

かと言って上の世代が全く不要かと言われるとそうではないとも思います。

やはり人生経験は下の世代より豊富ですし、若者が暴走したりすることも完全には否定できないと思うので。

要はバランスが大事なんでしょうね。
だから下の世代と上の世代のバランスが崩れる不老不死はやっぱり問題なのかなって思います。

話を聞いてると「不死」はいらないかもだけど、でも「不老」はあっても良いじゃん……

でもお母さんやお父さんやおばあちゃん、おじいちゃんが全員若いんだぜ?なんか、健全じゃない気がする……

まぁでも、仮に不老不死ができたとしても、一定の年齢を過ぎると上の世代には強制的に退場してもらうルールとかが作られたりして、多分実際はなんとかうまいことやっていくんじゃないかとも思ったりします。

そこら辺は未来の話なので今はなんとも言えませんが、僕は80歳生きれば満足かなぐらいに思っており、もし長く人生を歩まなければいけないのなら不老不死ではなく生まれ変わってからまた歩みたいと思っています(笑)

ちなみに僕の生まれ変わりに関する持論も載せているので、興味があれば覗いてみてください。

というワケで以上、僕の不老不死不要説でした。

ここまでお付き合いくださりありがとうございましたmm

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