主張

元超いじめられっ子の僕がいじめられている君へ伝えたい5つのこと

僕は学生時代、よくいじめられていました。

中学の頃は学校が荒れていて、不良グループからネチネチといじめを受けていました。

高校の頃は先輩や同学年、しかもかなり大勢の人からいじめを受け、教室でつらくて泣いたり、休み時間にいじめっ子に絡まれないように職員室のすぐ横の学習室に逃げていました。

いじめの傷あともまだ体に残っています。

今振り返ってみても、学生時代、僕は相当いじめられたと思います。

しかし社会人になった今、僕はいじめとは全く無縁ですし、日々の中で何気ない楽しさも感じながら生きています。

つらくて苦しかった時間は、永遠ではありませんでしたし、今振り返ると僕自身、本当に狭い世界で生きていたなと感じます。

いじめというのは狭い世界の話です。

なぜなら、その特定の集団から抜ければ、ひとまずいじめられることはなくなるからです。

僕はいじめを受けていた高校を卒業し、その後大学に進学、そして社会人となり、良い人にたくさん出会いました。

今いじめを受けているあなたは苦しいことやつらいことを感じていると思いますが、それが人生の全てではありません

いじめというものは狭い世界で起きる話であり、そこから他の世界に飛び出していけば、今後人生楽しいことにたくさん出会うでしょう

この記事では、いじめというものについて考え、どうやっていじめに対処すればいいかを考えていきたいと思います。

狭い世界を飛び出せば、この世界にはまだ自分の知らない楽しいことがたくさんあるんだということを念頭に置いてほしいなと思います。

「いじめられる側にも原因がある」という主張はおかしい

「いじめられる側にも原因がある」という人がいますが、それは違うと思います。

いじめっ子がいじめをする理由は「おとなしい」とか「太っている」とか「なんかムカつく」というようなものであり、いじめられる人が何か悪いことをしたわけでもなく、たいてい理不尽な理由でいじめられています。

いじめられる側の性格がたとえおとなしかったとしても、それを理由にいじめていいはずがありません。

例えば、近所の人が金持ちだったらお金を盗んでもいいのでしょうか?

僕は「○○される側にも原因がある」と言って被害を受けている人を非難することは間違っていると思います。

悪いのはどう考えても理不尽な理由で手を出してきた方です

だから「いじめられる側にも原因がある」と言っている人は、「立場の弱い人への思いやりがない人」なんだと思って無視しておけばいいと思います。

いじめられているあなたが、わざわざ「立場の弱い人への思いやりがない人」の言葉を聞く必要は全くありません。

自分は何も悪くない

まずこれを自分の中で大前提としておいてもらいたいです。

僕はいじめを終わらせた

いじめられている状況の中だと、いつまでこの状況が続くんだろう、いつになったらやめてくれるんだろうと思い、終わりの見えない状況に苦しさが募るばかりだと思います。

僕は、そんな状況の中、勇気を出して一歩踏み出し、それまでヒドかったいじめの状況を劇的に改善させた経験があります。

いじめはずっと続くものではありませんでした。

物事に始まりと終わり、入り口と出口があるように、いじめにも必ず出口があります

なので、少しでも早く出口に出るにはどうすればいいかということを、僕の経験も踏まえながら見ていきたいと思います。

少しの勇気を持てば、いじめは終わらせることができます。

いじめの具体的な解決法

親に相談する

僕は、自分がいじめられていることを親に話したことで、一気にいじめの状況が改善しました。

親にいじめのことを話した後、父親が学校に殴り込んで行ったらしく、その後先生と僕といじめっ子で話す機会も設けられ、謝罪も受けました。

そして実際に、その人からのいじめはなくなりました。

確かにその後いじめっ子による冷たい視線は感じていたものの、直接的な身体的暴力や言葉の暴力もなくなり、以前と比べるとはるかに平穏な日常になりました。

僕はいじめを告白した後の復讐が怖いと思っていたのですが、実際はそんなことはありませんでした。

いじめっ子にも一応良心はあると思います。

いじめっ子もあくまで一人の人間なので、正当な理由もなくいじめていた人を、謝罪後もいじめようとは思わないんだろうと思います。

それに僕の後ろにはいじめを知った親がいたので、いじめっ子も相手の親に出てこられるとさすがに怖い部分もあったんだろうと思います。

なので、先生に相談することも良い方法かもしれませんが、僕は親に相談する方が効果があると思います。

親は子供のために必死になってくれますし、いじめ解決に消極的な学校もあるので、まず第一には親が頼りになると思います。

親は子供の力になりたいと思っているので、こういう時は思い切り頼っていいと思います。

僕も親にいじめを告白する時は勇気がいりましたが、今になって思うとあの時親にいじめのことを話しておいて良かったなと思っています。

そのおかげで、その後いじめがエスカレートしてさらに体に傷も作ることもなく、何か重大なことが起きることもなく、今はいじめと無縁で自分らしく人生を生きています。

学校を変える

また、どうしてもいじめっ子による復讐が怖いというのであれば、学校を変えることも一つ有効な選択肢だと思います。

例えばあなたが高校生の場合、通信制高校に入ることも一つの選択肢だと思います。

学校へ行かず、家で勉強するのです。

通信制高校でも全日制の学校と全く一緒の卒業資格が貰えますし、学校に行かないのでいじめに遭うこともなくなります。

僕は無理をしてまで学校に行く必要はないと思ってます。

実際いじめによる不登校から通信制高校に切り替えたという人も結構いるようなので、もし気になれば通信制高校について色々と調べてみると良いかもしれませんし、転校できそうな学校があれば、そっちに転校することも十分アリだと思います。

僕はいじめによって学校を変えたわけではありませんが、休み時間には学習室に逃げていたこともあり、そんなことなら必ずしも学校に行く必要もなかったんじゃないかと今は思います。

いじめがつらいのであれば、学校を変えることも十分検討に値すると思います。

電話でいじめ相談をする

もし身近な人にいじめのことをなかなか話すことができないのであれば、電話でいじめの相談をすることもできます。

例えば、国が「24時間子供SOSダイヤル」という取り組みをしており、電話でいじめの相談をすることができます。

以下のURLに電話番号が載っているので、ぜひ電話で相談をしてみてください。

https://www.mext.go.jp/ijime/detail/dial.htm

どうしたらいいか分からない状況でそのままでいても、やはり問題は解決しません。

しかし、一度思い切ってこういう場所に電話をしてみると、その後相談員が相談に乗ってくれ、具体的なアドバイスや具体的なアクションをとってもらえるかもしれないですし、そうすると事態が動き始め、そのうちいじめが解決していくかもしれません。

なので、とりあえず何でもいいから行動してみることも大切になってくると思います。

電話を一本かけるだけで事態が良い方向に進むのであれば、ある意味こんなにコスパの良いことはありません。

一人で抱え込むよりも他の人と現在の状況を共有した方が解決に近づいていけますし、また、何よりも精神的に楽になります

何も悪くないあなたが一人で抱え込まず、周りで助けてもらえそうなところをぜひ積極的に活用していってほしいと思います。

なぜいじめは起きるのか

そもそもなぜいじめが起きるのかを考えてみたいと思うのですが、僕はいじめが起こりやすい環境があることが問題だと思っています。

例えば僕のケースだと、大学に通いはじめてからピタリといじめがなくなりました。

高校から大学に環境が変わり、会う人がガラッと変わりました。

会う人会う人が、良い人ばかりになりました。

なぜそうなったのかというと、環境がオープンで流動的になったからだと僕は思います。

例えば、大学では同じ生徒と1年も2年も同じ教室にいるようなことがありません。

席だって自由に座れますし、授業も半年で終わり、またみんなバラバラになります。

人が流動的なんですね。

それに対して中学や高校は、決まった席で決まった人がずっと同じ空間にいます。

人が固定的なんです。

そして狭い空間で、同じ生徒同じ教室でずっと過ごしていると、徐々にいじめが起きてしまうのだと思います。

例えば「スタンフォード監獄実験」というアメリカで行われた有名な実験があります。

これは、とある施設で心身ともに普通の人たちを囚人役と看守役に分け、その後のそれぞれの行動を観察するという実験ですが、途中から看守役は囚人役を虐待し始めてしまいます。

そして最終的にかなりエスカレートしてしまい、予定よりかなり早く実験を中止せざるを得なくなりました。

看守役の人たちは、心身ともに異常がない、ごく普通の人たちでした。

そんな人たちでも、こういう閉鎖的な環境で過ごしていると、他人をいじめ始めてしまうのです。

つまり、大学はオープンで人が流動的ですが、中学や高校は人が固定化されて環境は閉鎖的であり、この環境の違いが、いじめが発生するかしないかで大きく影響を与える部分であると僕は思います。

そして残念ながら、そういう環境にいるかぎり、人は人をいじめてしまう生き物だということも現実だと僕は思います。

しかし、かといって「いじめが起きても仕方ないよね」とはならないですし、いじめは悪い行為には変わりがないこともまた事実です。

そしてもう一度言いますが、別にあなたが悪いわけではないのです。

いじめが起きやすい環境にいることが、いじめが発生する大きな原因であり、あなた自身に何か原因、問題があるわけでは全然ないのです。

そこは強く認識しておいてほしいと僕は思います。

最後に

僕の実際のいじめ体験を元に、ここまでいじめについて見てきましたが、最後に改めて言いたいことがあります。

それは、この先の長い人生、まだ知らない楽しいことがたくさん待っているよということです。

いじめっ子にあなたの人生を潰される筋合いは1ミリもありません

「人生を潰される筋合いがあるのは、むしろいじめっ子の方だ!」ぐらいに思ってもいいと思います。

あなたは何も悪くありません。

なので、遠慮はいりません。

SOSを出す時は、思いっきりSOSを出しましょう

そしていじめという狭い世界から抜け出し、その後の人生でもっと広い世界に踏み出して、楽しいことをたくさん経験してほしいなと思います。

以上が、元いじめられっ子の僕があなたに伝えたいメッセージになります。

また、もし僕に対して質問や相談があれば、下のボタンから遠慮なくメールを送ってもらえればと思います。

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